東城本店はお月見のしつらいです。月草は「道ばたに咲く瑠璃色の小さなつゆくさが好きでね」と、お客様が持って来てくださいました。 花の色で布に下絵を染めたことから着き草と呼ばれ、のちに月草の名で歌に詠まれたそうです。
月草に 衣は摺らむ 朝霧に 濡れての後は 移ろひぬとも 万葉集
東城本店 女将