久かたの光のどけき春の日に
2015-04-14
久かたの 光のどけき 春の日に
しづ心なく 花の散るらむ
紀友則(33番) 『古今集』春下・84
昨夜はお雛様と一緒にお茶のお稽古でした。先生ご持参の桜のお菓子にこの和歌がプリントされていました。
よく知っている和歌ですが詠み人が思い出せませんでしたので、調べてみました♪紀友則は土佐日記で有名な紀貫之のいとこにあたるそうです。
丁度桜も終わりの今頃の風に吹かれて花びらが舞い散っているそんな光景を描いた一首ですね。 東城三本桜の森湯谷のエドヒガンと小奴可の要害桜は今が見頃。
千鳥別尺のヤマザクラは蕾だそうです。17日からの東城春まつりに花見と一緒にいらっしゃいませんか?
東城本店 女将
←「小豆のおやつ教室 「いちご大福」」前の記事へ 次の記事へ「カンアオイの花」→