四十八茶百鼠(しじゅうはちちゃひゃくねずみ)
2016-12-05
茶色や鼠色は江戸時代、歌舞伎役者の衣装の影響で流行色になったといわれています。
江戸時代、贅沢を禁止され、灰色や茶色といった地味な色合いの服地の着用を余儀なくされた庶民は美のセンスや知恵を駆使して色の組み合わせを愉しんだとされます。
繊細な味わいを重んじ、粋の先に微妙な変化の色彩文化が育まれ、「四十八茶百鼠」という言葉がうまれたそうです。日本人の風土に根ざした日本の伝統色として伝えられています。「朽葉色」もまたうつくし!!
東城本店 女将
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