丸平5世作 昭和5年頃
襷掛けに大腰袴の官女が 座敷犬の狆を引いている人形で、明治から昭和の初めまで 雛人形に添えられて飾られていたそうです。昔はお産で命を落とすことが多かったので、犬はお産が軽い事や、幼児の死亡率が高かった事も 子供の健やかな成長を願う親の思いが育ちやすい犬に結びつき 好まれて飾られたようです。
東城本店 女将