『あん』

どら焼きのかわに一つ一つ丁寧にあんをはさみます

『あん』の主人公徳江（樹木希林）のあんづくりは独特のこだわりがある。
小豆を炊く工程の一つ一つにとても丁寧に時間をかける。そして小豆に声をかける。
「頑張んなさいよ」
「あんを炊いている時のわたしは小豆の言葉に耳をすましていました。それは小豆が見てきた雨の日や晴れの日を想像することです。どんな風に吹かれて小豆がここまできたのか。旅の話を聞いてあげること。そう聞くんです」

「私達はこの世を見るために、聞くために生まれてきた。だとすれば、何かになれなくても、私達には生きる意味があるのよ」

「おごらず　他人と比べず　面白がって　平気に生きれば　いい」樹木希林

色々心に響いている今日この頃です!!

東城本店　女将