大福茶
2013-01-08

イベント等で公開している竹屋の離れは、様々なお稽古の場としても活用しています。
昨日はご近所さんの奥様方と八年前から始めたお茶の初稽古でした。大福茶を頂いて、一年の健康を祈りました。
大福茶は、まめに働けるよう願いを込めた黒豆や梅干し、山椒の粉が入った、新年のお祝いに飲まれる伝統茶です。
由来は 、村上天皇の治世に京に疫病が蔓延し、空也上人が梅干を入れたお茶をふるまったところ疫病が下火になったので、その後村上天皇が元旦に同じお茶を服して人々の無病息災を祈ったということです。
王が服す茶で「王服茶」、これが「大福茶」になったようですよ。
東城本店 女将