冬の土用(!?)
2017-01-20
17日から冬の土用に入っています。
土用は、二十四節気の「立春」「立夏」「立秋」「立冬」の前の18日間のことをいい、年に4回あることになります。土用餅とは、土用に食べる『あんころ餅』のことです。
平安時代からお餅は力餅(力持ち)、小豆は厄除けの意味があるために、土用餅を食べて、厄を払い無病息災に過ごせる様にしてきたそうです。小豆に含まれるビタミンB1は、糖質をエネルギーに変える作用があり、また筋肉内に糖質が蓄積して疲労物質になるのを防いでくれる働きがあります。疲労回復、肩こり、だるさなどに効果あり。昔は栄養素が分らなくても身体に良いものを取り入れて来る季節に、上手く順応する知恵をもっていたのですね。土用餅に「竹屋餅」を是非どうぞ。
東城本店 女将