この世界の片隅に
2017-06-20
呉出身者として、どうしても見たかった映画を家族と共に鑑賞しました。
私が幼い頃、呉はまだ防空壕が残っていたり、海軍の町だった名残で、民家の壁が黒く塗られたり、呉線の電車には、すずさんが嫁いできた時と同じ港が見えてくると目隠しする木のブラインドがありました。戦時中の普通の暮らしを営み続ける人々が描かれていて、何だか少し安心しました。国立病院の階段、「酒王センプク」の煙突も懐かしかったです。呉一帯をつつむ連峰を「九嶺(きゅうれい)」と呼び、それがなまって「くれ」になったということも初めて知りました。
東城本店 女将
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