月見のしつらえ
2016-09-12
掬水月在手(みずをきくすればつきてにあり)
弄花香満衣(はなをろうすればこうえにみつ)
清らかな水を両手で掬(すく)うと月を手の中にすることが出来る。
美しい花を手にもって楽しめばその良い香りが衣に染みこんでくる。
手で掬う 気づいてからの ほんの少しの行動
花に足をとめる ほんの日常的な行動の中からふとした気づき
幸せは手の届かない遠くにあるのではなく身のまわりにあり、それを手にするのも、
身につけるのも、自分自身の心にあるということだそうです。
奥深く、心に残る禅語ですね。
東城本店 女将
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