古典落語『まんじゅうこわい』
2017-01-09
お正月にテレビで面白い演目の落語『まんじゅうこわい』を見ました。
落語の高座のしゃべり手独自の面白い音声に合わせて、俳優が演技する視覚で見ることが出来る画期的な落語でした。
あらすじは、暇なものが数名集まり、それぞれの怖いものの話をします。その中の一人が「怖いものはない」と始めは言うのですが、周りから本当にないのかと攻められると、しぶしぶ言ったのが「まんじゅう」だったのです。
その男はまんじゅうの話をしたら気分が悪くなったと寝てしまうわけですが、残った人たちは気に入らないということで、まんじゅう攻めを企てます。
大量のまんじゅうを買って来て、男の部屋に投げ込むわけですが、その際、男は怖いと言いつつ「まんじゅう」を食べてしまうのです。
他の人間はその時に騙されたことに気付き、「本当に怖いものは何だ?」と聞くと、今度は濃いお茶が1杯怖いと言ったのです。
素直に『まんじゅう大好き!』と言って食べて欲しかったですね。
東城本店 女将
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